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キッチンレンジフード交換

こんにちは!!

Lifit(ライフィット)株式会社では細かいリフォームも行っております。

今回は細かいリフォームの中でキッチンに注目し、さらにキッチンの中で必要なレンジフードを取り上げてみます。

レンジフードとは一般的にはキッチン用の換気扇のことを指しますが、家庭内の使用頻度では一番使う部分でもあり、汚れやすいのに掃除はしにくいという難しい存在ですね。

あまり気にしないかもしれませんが意外とリフォームの案件の多いレンジフードについて簡単に説明致します。

 

最近行った工事では写真にあるようなレンジフードの交換を行いました。

 


ブーツ型のレンジフードをスタイリッシュなフラット型なレンジフードに交換した感じですね。

見た目もスッキリした感じとなります。

 

ではレンジフードについて簡単に説明しますね。

 

◆レンジフードの種類と構造

プロペラファン

  • 扇風機の羽根をイメージして頂くとわかるかと思います。
  • ダクトを通さずに壁に直接取り付けるタイプのため換気量が大きく、戸建てに適した形状となります。

シロッコファン

  • 音が小さく、現在主流となっているタイプとなります。ダクトを通しての排気です。
  • 幅の狭い羽根が筒状の枠内についている構造です。

ターボファン

  • ダクトを通して排気するタイプです。
  • 幅広い羽根が筒状の枠内についている構造のため、羽根の掃除はしやすいです。

◆レンジフードの素材

ステンレス

油汚れがふき取り易いですが、手垢など細かい油分が残りムラが気になる方もいらっしゃいます。

ホーロー

お手入れが簡単なのが特徴。タカラスタンダード制が主流ですね。

◆レンジフードの金額

プロペラファン

  • 一番安価となります。
  • 特にプロペラファン⇒プロペラファンですと工事費も安く済みます。

シロッコファン

  • プロペラファンと比べると少し高めとなります。
  • プロペラファン⇒シロッコファンとなるとしっかりとした知識を持った方に工事を依頼することをお勧めします。

ターボファン

  • 価格は上記2つのタイプよりは高額となります。
  • 交換工事費用が高額となりますのでキッチンまるごとリフォームされたほうが良いかもしれません。

◆レンジフードの配管

プロペラファン

  • 配管(ダクト)は不要となります。
  • 主に昔の戸建て住宅に多いタイプです。

シロッコファン

  • 配管は必要となります。150Φの大きさの配管が必要のため特にマンション等の場合、ダクトを通す配管ルートやスペースが必要です。

ターボファン

  • 配管は必要となります。150Φの大きさの配管が必要ですが排気方向が色々な向きに取り付けられるため配管スペースの小さな工事で特にリフォームに適しています。

◆レンジフードのフィルター

  • プロペラファン

従来の台所換気扇のフィルターが必要となります

  • シロッコファン

フィルターレスが主流です。『整流板』と呼ばれるカバーにぶつけて油分を回収するのでフィルターが不要となります。

  • ターボファン

フィルターが必要となります。専用フィルターをお買い求めしてください。

最近のタイプだとフィルターレスもありますね。

◆レンジフードの汚れと掃除

  • プロペラファン

扇風機と同じく、ファンの固定ネジは時計回りで外れます。プロペラ自体が油まみれになっているかと思いますので、中性洗剤を溶かしたぬるま湯でタワシ等で洗い流してください。

  • シロッコファン

整流板をはずし、シロッコファンを掃除します。

中性洗剤を溶かしたぬるま湯でタワシ等で洗い落とすことをお勧めします。

汚れが落ちにくい場合は1~2時間程度付けおき洗いをしてください。

  • ターボファン

取り外すまでに慣れるまで時間がかかるのと汚れやすいので、キッチン廻りに注意してください。フィルター分解、ターボファン分解して、主に付け置き洗いがおすすめとなります。

◆レンジフードの換気量

  • プロペラファン

扇風機で直接外へ換気するので風量はあります。コンロ上部の空気のほか、キッチン全体の空気を排気するのに適しています。

  • シロッコファン

コンロ上部をダクトを通して換気するので局所的な換気には適しています。

  • ターボファン

シロッコファンと比べても換気量はあります。

◆レンジフードの位置

  • プロペラファン

位置を変えるのは難しくなります。既存の壁の孔位置を基準にリフォームとなります。

  • シロッコファン

換気ダクト用のスペースを設けることでスッキリした納まりになります。

  • ターボファン

高さや配管スペースが狭いマンション等に適したファンとなります。

◆レンジフードの寸法

  • 幅は60cm、75cm、90cmが主流です。基本的にコンロの寸法に合わせるのが良いといわれております。
  • 高さについては吊戸棚に合わせるとキレイに収まりますが、消防法の関係上コンロとの離隔距離が関わってきます。
  • 奥行についてはブーツ型、スリム型等の種類がありますので、プロに任せましょう!!

 

以上、レンジフードひとつとっても奥が深いですね!!

しかし、レンジフードの交換時期となるとキッチンシンクやコンロについても傷んでいるので、キッチンリフォームをお勧めします!!

キッチンリフォームとなるとはさらに種類も増え、リフォームの幅も広がりますね!!

また次回はキッチンリフォームについて解説します!

 

 

2018年11月3日
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