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ブログ来年の8月に向けて ― 夏の住まいを今から考える理由
8月は、日本の夏の風物詩が最も色濃く感じられる季節です。お盆や夏祭り、花火大会など、家族や親戚が集まる機会が増える一方で、酷暑や台風など住環境にとって過酷な季節でもあります。
実は、こうした「夏の住まいの困りごと」は、秋や冬になってからご相談いただくケースが多く見受けられます。しかし、実際に工事を検討してから施工完了までには、打ち合わせや設計、見積り、各種申請、材料の手配、職人の手配など、想像以上に時間がかかるものです。そのため、「来年の8月に快適な住まいを実現したい」と考えるなら、秋〜冬の間に準備を始めるのが理想です。
たとえば、暑さ対策として注目されている断熱リフォームや遮熱塗装、風の通りを考えた間取り改善などは、夏前の施工がベストですが、春頃にはすでに工事予定が埋まり始めます。また、お盆に家族が帰省する実家のバリアフリー化や水回りの改修なども、完成までに数ヶ月かかる場合が多く、早めのご相談が重要です。
さらに、8月は台風が接近しやすい時期。屋根や外壁の劣化、雨漏りのリスクに備えた点検や補修も、台風シーズンに入る前に対応しておくと安心です。こうした外装工事は天候に左右されやすいため、梅雨前や春のうちに施工を終える計画が望ましいでしょう。
現在はすでに8月を迎え、緊急の工事には限界がある時期ですが、だからこそ「次の夏に向けた住まいの見直し」を始める絶好のタイミングとも言えます。
来年の夏を、より快適に・安全に過ごすために。今だからこそできる準備を、私たちと一緒に考えてみませんか?
2025年8月1日