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ブログ卵が先か鶏が先か・・・
卵が先か鶏が先か・・・
誰もが知っているこの言葉、逆説のパラドックス?みたいなもの?でしょうか。
図面を見て物を作るのか、物体を基に図面を描くのか?
図面が先に決まってるでしょ!と思う方も多いとおもうのですが、実際はそうでもありません。
建物を建てている途中で色々と問題が起きますけど、その一つに
図面通りには出来ない箇所が多々ある事です。前回のブログでも少しその点について書きましたけど
単純に図面が間違っていることも有るのですが、図面は所詮二次元の世界なので
3次元を想定して描いているけど全てを網羅する事は出来ず、作っている途中で無理!ってことで
図面と変更して作る事も時々あります。
で、そのあとで図面を現場に沿って作図するみたいなことも・・・・
外構の図面とかはミリ単位ではないので、今まさにそんな感じの工事が進んでます。
それなら図面は初めから無くてもいいのに。と、思わなくもないのですが、やっぱり図面が無いと
どんな形になるか伝えることが出来ないので、共通の資料がないと誰も完成予想が出来ない。
だから、図面は必須ですね。
行きつ戻りつ、図面と現状に即した工事にて日々現場は完成に近づき、完成後に竣工図として
整合性がついた終わりが来ます。
図面通りにいけば二度手間もないし、余計な費用も掛からない。
同じ現場はないけど似たような現場があったら注意ランプを頭の中で点滅させて準備したいと思う齊藤でした。
2021年6月2日