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地震で倒れない。

こんにちは。蒸し暑い季節となりました。

日曜日、石川県能登地方で大きな地震ありましたね。今日も震度5弱の余震がありました。

テレビでは住宅の損壊現場を取材したり避難施設を取材したりしていましたが、どちらかの神社の鳥居が倒れている現場も中継されていました。

境内では石灯籠が倒れていた画像も目にしました。

地震はなんとなく夜か早朝というイメージがありますが今回は日曜日の日中、誰が外で何をしているかわからない時間帯の中、負傷者はありましたが亡くなられた方がいなかったのは奇跡的だと思います。

そんな中、神社・寺院にある「五重の搭」、全国に沢山ありますが大きな地震で倒れたという話はあまり聞きませんよね。

木造で日本最高の高さは54.8mもあります。ビルで20階位。 (鉄筋コンクリート造では75mあるものもあります)

地震はもとより、日本では台風にも耐えうる構造としなければならない風土でありながら先人の匠達はどうやってこの様な丈夫な建築を造って来たのでしょう。

一説には中央に最上階の屋根からぶら下がる様に配置された「心柱」なる振り子の様な柱があり、いまどきの免振工法的な役割をしているという研究結果もある様ですが本当にそれが正解かどうかはまだ解明されていない様です。

数年前に気になって本で調べましたがまた調べてみようかと思いました。

こういう状況の中でこの様な記事で大変恐縮です。

石川県周辺の皆さんのお気持ちを察しつつ、また次回にて。

 

ちなみにこの写真は日本最古の法隆寺の五重の搭(32m)、昭和生まれの関東地方の中学の就学旅行の鉄板コース。行かれた方も多いのでは?

 

 

2022年6月20日
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