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ブログ節水対策!?
あと2日で6月ですね。 監督の富樫です。
6月は自分にとって特別な月であり、今までも6月というと何かしらある月でした・・・。
意味深な発言はあとにして、コロナウィルスの広がりも少なくなり、緊急事態宣言も解除され、道路渋滞が以前の様になってきたかと思う事が多くなりました。
会社では現在も、マスク着用、手洗い、除菌は徹底しています。
最初のうちは不慣れでしたが、今では慣れまして、意識せずともしています。
ウィルス対策関係なく、これからも日常的に行っていきたいなと思っています。
今回のブログでは、トイレに関してお話します。
現在流通しているトイレは、節水タイプのトイレが多いと思います。
少ない水で流せる事で、水道料金の節約になっています。
各メーカーのカタログには、年間の差額と水の節約量が記載してあります。
洗浄能力は変わらずですが、果たして下水本管まで汚物を流す水量は足りているのかという疑問を持ちました。
建物の前には、道路がある家がほとんどだと思います。
その道路の中心付近に、下水本管が埋設してありまして、トイレを使用した後に、そこまで流れつくのかが心配です。排水管は規定の勾配数値で決められているので、施工業者はそれを考慮して配管をしております。
道路から離れた距離にトイレがある場合は、下水本管まで当然ですが距離があります。
道路から近い部分にトイレがある場合は、距離が短いので1回の流す水量で問題ないと思われますが、長い場合の時には同じ1回でいいのかどうかです。
実際に私がアフターメンテナンスの仕事をしていた時の実体験ですが、道路から離れた位置にトイレがあるお宅で、排水管が詰まる現象が数多くありました。
建物廻りには丸い排水管点検蓋がありまして、そこからあふれる現象で発覚しました。
詰まるには色々な理由があります。
トイレットペーパー以外のものを流してしまう事や、まさかの排水管に石が入っていたなどなど、聞いたことがあります。
トイレットペーパーは水に溶けるという性質ですが、乾いてしまうと石までの強度はありませんが、次に流れてくる物を塞き止めてしまう可能性があります。
乾いたというのは、下水本管まで流れずに、排水管の途中で止まってしまったからです。
排水勾配がしっかりと規定値であれば、本来は心配はいらないのですが、実際に経験した事案をお伝えしました。
節水トイレの場合は、まとめて1回で流すのではなく、出来ましたら1回流し終わった後に、洗濯機でいうすすぎ!?の様な感覚で、もう1回流して頂きたいです。
排水管トラブルが発生して、業者に依頼する事を考えると、年間の節水料金以上の請求が発生してしまいます。
お時間のある時にでも、点検蓋を開けて、トイレットペーパーがどのように流れていくのかを見てもらえると、記載文の内容がより理解して頂けると思います。
普段は気にしない事ですが、流れを変えてみると、いい事もあります!
次回もまた、ちょっとした知識をお伝え致します!!(=゚ω゚)ノ