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ブログ鎮め物
毎日寒いですが、日の入りが少しづつおそくなり嬉しい齊藤です。
今日は鎮め物の話・・・
地鎮祭の事はご存知の方も多いと思いますが、補足すると、建築の土地の神様に工事の安全と新しい建物が
今後何事もなく過ごせることをお願いする儀式です。
最近は地鎮祭を行わない方も多いので、お施主様の考え方次第です。
やらないからと言って特に何か事故があるわけでもなく、無事竣工しております。
商売、事業に絡む建物は行う方が多いかなというイメージは有ります。
事務所の中に神棚がある方は地鎮祭はやることが多いかもしれませんね。
で、地鎮祭の後に、神社からお預かりする物が「鎮め物」こんな感じの物です。
鎮め物の中には昔に宝物であったという意味で、人形、盾、矛、小刀子、長刀子、鏡、水玉の七種が入っていて、
地面の神様にお供えする意味があるそうです。この写真がそうです。
中身は空けないのでわからなかったのですが、今はアマゾンで販売されているのですね。
見つけてビックリしました。この写真もアマゾンです。
この鎮め物、その後どうなるかというと、たいてい工事会社でお預かりして家の中心部分に埋めます。
埋めてしまうと鎮め物を見ることはもう出来ませんが、これからの工事の安全、完成してからのお施主様の生活を見守ってくださいます。
儀式はどんどん省略可されていますが、やはり一度地鎮祭は素敵な儀式の一つとして、いつまでもあって欲しいなと思います。
2021年1月22日