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ブログアンティーク
徐々に秋の気配を感じるようになって、過ごしやすい日々ですね
9月になりましたが、この前休日に海辺のカフェに行ってきた齊藤です。
そこは、古い一軒家をリノベーションしたというか古いまま利用しているというか微妙なカフェでした。
そこに使われている家具も古い壊れそうなテーブルと椅子。
砂浜の上に置かれているとはいえテーブルは傾いて、石を置いて平らにするぐらい
歪んでいました。
おそらくこれが新しいオフィスビルに置いてあったら、粗大ゴミに相当する物のレベル。
でもそこにはこれが一番似合っているというか風景に溶け込んでいました。
カフェの中も古いカウンターなのですが使い込まれている感じでそれがとても気持ちいい。
このカフェには反対に新しいピカピカの家具は似合わないとおもいます。
やはり日々手入れされ使い込まれている物には風格がある気がするから・・・
やはりアンティークは日々手入れしているもの。
だからこそ新しいものより価値があるのだろうなって思うのです。
物って確実に古くなっていくけど、それが単に古いのか、アンティークとして価値が上がっていくのか。
この差は、元の素材が良いことも条件だと思いますけど、それだけじゃなくて、ちゃんと手入れされているからだと思うのです。
私もただの古いものにならず、アンティークとまではいかなくても、日々少しでも進歩する気持ちだけは持っていたいと思う休日でした。
2020年10月1日